結婚のマナー

結婚式・披露宴(主催者)

−披露宴の進め方は?
●感謝の気持ちでもてなすのが披露宴
   披露宴は二人の結婚を知らせるために,友人,知人に集まっていただくもの。ですから,招待客には感謝の気持ちをこめておもてなしをしましょう。
   披露宴のスタイルはさまざまですが,どのような披露宴にするか,招待客の年齢やタイプ,人数と予算などを考慮しながら,より多くの方に喜んでいただける内容にします。年配の方が多ければ和食の方がいいでしょうし,友人が中心なら立食パーティーも楽しいでしょう。
●もっともポピュラーなディナースタイル
   開宴時間が近づいたら,新郎新婦,媒酌人,父母は入り口に並んで招待客を出迎えます。招待客が入場されたら父母が席に着き,最後に新郎新婦と媒酌人夫妻が入場し,披露宴が始まります。一般的なディナー形式の宴次第は次のようになります。
@司会者による開宴のあいさつ
A媒酌人のあいさつ
   新郎新婦が結婚したことを報告し,二人の紹介とともに,末長い厚情をお願いします。
B主賓の祝辞
   新郎新婦それぞれの側の主賓から祝辞をいただきます。
Cウエディングケーキ入刀
D乾杯
   全員がグラスを手にして起立します。乾杯の発声は,主賓の次席にあたる人か,最年長の方などにお願いします。飲めない人もロだけはつけるようにします。
E一同食事開始
F色直し
Gスピーチ
   新郎新婦それぞれの関係者に交互に話してもらいます。
G祝電披露
   スピーチ,食事の間に司会者から披露してもらいます。
I余興
J謝辞
   末席に本人二人と父母が並び,本人か父母の代表がお礼の言葉を述べます。
K司会者によるお開きのあいさつ
Lお見送り
   新郎新婦が出ロに並んで招待客を見送ります。このときは一人ひとりに声をかけてお礼のあいさつをします。

●自由に歓談できる立食式パーティー
   少しくだけた感じのパーティー形式の宴会では,媒酌人のあいさつと主賓の祝辞だけいただき,乾杯をしたら,あとは自由に食事を進めていただきます。その間,招待者側の人々は客の間を挨拶して回ります。


:結婚のマナー 前のページ 次のページ